今週の書き殴り週報日記（2月4週目）
2月4週目の書き殴り日記になります。
原因不明の奥さんの体調不良が回復してきて束の間の安心を得たにせよ、今度は自分の「転職先」を決めることをしなければなりません。
3週間〜自分が希望すればもう少し長くというほどの時間の猶予はあるにせよ、悠々自適に過ごす程気持ちも経済面も余裕はありません。
また、今回大きな挫折をし（とはいえ、そこから学んだ事も多くありましたが）自分はどの道に進むべきなのか？果たして今の業種は向いていないのでは？でも他業種に行けるような器用さはないし、、、と迷い、悩み、考える時間が多い週になりました。
その中で、日常生活が送れるようになった奥さんとの時間は、僕を元気づけてくれる大切な時間という事も改めて感じる週となりました。
- 日曜日
奥さんの体調も回復してきて、薬を飲み終えて二日経ちますが経過は問題なさそうです。天気も良かったので朝の散歩の距離を少し伸ばしたコースにしました。歩いて30分程にある神社まで行き、お参りをして戻りました。いつもながら奥さんの体調や病気が治るようにお願いしてきました。
3月からは有休消化という時間にもなるので、奥さんのお父さんのお墓参りも行く事に決めました。
自宅で様子を見つつゆっくり過ごし、夜はまた歩いて30分ほどかかる駅まで歩き、商店街のリンガーハットまで散歩がてら歩いて向かいました。
長崎ちゃんぽんが大好きな奥さん的には「1人でお店に入れるようになりたい」という事で、券売機の買い方等を伝えることに（笑）
いつか1人で行ってきたという報告をもらえる事を楽しみにしています。
- 月曜日
残すところ最終出社まで1週間というような時間になりましたが、引き継ぎ作業も意外に順調に進んでいる為、奥さんの病院に同行し婦人科の検査結果を聞くことに。通常の生活に戻れている分身体は問題なさそうですが、やはり一度子宮内膜症の手術をしたり、日頃生理不順などのトラブルが起きている「目に見えない部分」の疾患には人一倍気になります。
病院は以前住んでいた街にあるので、電車で行く事に。
駅から大きな公園を抜けて病院へ2人で歩きます。芝生の広がった見通しの良い公園には赤ちゃん連れや、お子さん連れの姿も多く、現場では妊娠することが出来ない自分の事を後ろめたく思っているような表情やテンションにどうしても奥さんとしてはなってしまいますが、「きっと大丈夫、持病が治ったら大丈夫だよ」と励ましながらも自分に言い聞かせます。
僕としては奥さんの身体や命が最優先だから、子供に恵まれなくても彼女が元気であればそれで十分だし、心の底から幸せだ。でも彼女がそれを望むなら、彼女の幸せが子供を授かることとイコールなのであれば、僕も何かをしてあげなければいけない。しかし、一体僕に何が出来るのだろうか？
「治療法が見つかっていません」という「難病」に指定された病気を抱え、強い薬で進行を抑えるのが現時点での最適解であり、その薬のせいで、今は妊娠が出来ない。僕に出来ることは一体なんだろうか。そんな事をずっと考えていた。
婦人科の診断結果は問題なしだった。生理不順に関しても、4月まで来なかったら難病の定期検査の時に一緒に診察してもらってくださいというような内容でした。安心したような、問題解決にはならず、先延ばしされているような、非常に悶々とした回答だけど今はこれを良しとして受け止めるしかない。
- 火曜日
朝から引き継ぎ作業になる。提携先の方も2人来てくれて僕の抱えていた内容の説明や、流れを説明して無事に終えた。わざわざお菓子を持参してくださりご挨拶してくれた方もいて、周りに恵まれたありがたさを改めて感じました。
お昼はベテラン制作会社の方をランチへ。赤坂はいつきても赤坂だなという独特の雰囲気ですね。建前上は「お疲れさま会」という名目で誘って頂きましたが「僕への就職先の紹介」がメインとなりました。
ありがたいお話だったし、こうして「行き先を選べる」という事はとてもありがたいことですが、エンタメ業界特有の「バブル時代の慣例」になれた大御所さんの会社に行くのは今の僕にはあっていないような気がました。それすらもひっくるめて「新たなチャレンジ」をするよりは「自分がベストを尽くせる場所」を求めているのかな？というような気持ちになりました。
夜も「お疲れさま会」を用意してくれた方がいるので、会社へは戻らず浅草方面へ。思い出のある場所を歩いたり、カフェで今の気持ちを書き殴ったりして、自分の気持ちを整理する為に時間を使いました。
夜は取引先だった方、業界の先輩とその部下の方と4人でお食事をする事に。わざわざ「僕を励ましてあげたい」という好意で開いて下さって、色々な話をしたり聞く事が出来たとても有意義な時間になりました。
やはりコロナ禍で普段の仕事の後などに、こういった時間を取れないまま仕事をしてきたけど、もし、コロナ禍でなかったら、こうした社外の方との交流だったり、社内交流だったりが出来て、今のような事態にはならなかったのかな？でも、いずれはこうなる運命だったのかな？なんて思いながら帰りの電車に揺られて帰りました。
- 水曜日
祝日ということもあり、外に出て奥さんとリフレッシュ出来たらなという事でJリーグ観戦へ。本来は応援しているFC東京の試合観戦に行く予定でしたが、チーム内のコロナ感染者が出た事で延期となった為、自宅から意外とアクセスの良かった埼玉スタジアムにて浦和レッズvsヴィッセル神戸戦を急遽チケットを取って観に行く事に。東京に在住しているし、チーム練習場も実家の近くにあるのでFC東京を応援していますが、子供の頃はサポーターが熱く応援してくれる！という事でレッズに憧れていた頃もありました（笑）
浦和美園駅から真っ直ぐに伸びたスタジアムへの道はワクワクさせてくれて好きです。Jリーグはコロナ前に観に行った事がありますが、この道沿いや、スタジアム前の広場にも飲食店やベンチなどが多く、賑やかだったイメージがありますが、やはり自粛ムードですね。
とは言え、スタジアムに入ればサッカー専用ということだけあってピッチの近さや、綺麗に整備されたグラウンド芝など、サッカー経験者ならだれもが「おー！かっこいいー！」と思える様な会場ですね。
ただ、日本でも屈指の熱いレッズのホーム感を味わってみたいと思ってホーム側の座席を選んだのが間違いでした。SNSでも話題になっていましたが、サポーターがコンコース内で持ち込み禁止のはずの缶ビールを集まって飲んでいたり、喫煙所ではない所でタバコを吸っていたり、試合中は声出し禁止のはずが、普通にヤジを飛ばしたり声を上げていて、ルールを守って観戦している側としては残念な気持ちになることも多く、試合に集中出来ずに楽しめませんでした。熱くなる気持ちもわかりますが、あまりスタジアムに来ることがない奥さんは「こういう雰囲気やマナーが普通なら、このスタジアムにはもう来たくない」という形になってしまい残念でした。
- 木曜日
本日もお昼から「お疲れさま会」で取引先の方とランチを。在職中はとても親切にして下さった方でしたが、思い返せば仕事現場以外で話す機会も少なく、貴重な時間になりました。こうして自分の為に時間をさいて下さる方と出会えた事も現職の財産だと思って退職をポジティブに捉えようとする自分がいます。
- 金曜日
昨日の「お疲れさま会」で予約したお店が良かったので、上司の方との最後のご飯も同じお店にすることに。親と子ほどの歳が離れていて、口数も少なく、でもいつも見守ってくれているのを感じさせてくれた素敵な上司でした。こうして2人だけでお酒を飲みながら話すこともコロナ禍で2年位は無かったと記憶しています。
大人しい普段の様子とは全く違う感じで、とにかく色々な話をしてくれました。
どの話にも背中を押してくれる僕へのメッセージが詰まっていて、本当にこの人がいてくれたから僕は仕事を頑張れたんだなと思う最後の上司と部下のご飯になりました。
本当にありがとうございました。
- 土曜日
本来であれば応援しているFC東京のホームゲーム予定でしたが、チーム内のコロナ感染者増で延期となってしまった日だったので、他のJリーグの試合観戦に行く事に。
水曜日にマナーの悪さに衝撃を受けましたが「自分の見た位置が悪いだけで、他の席なら違うかもしれない」と浦和レッズ対ガンバ大阪の試合を見に行く事に。
やはり自宅から通いやすく「専用スタジアム」という所に惹かれますね。
このスタジアムに向かう道路がやっぱり好きです！
前回同様「カレーフェス」というイベントが開催されていたので、スタジアム前の広場にあるケバブ屋さんのカレーを頂く事に。
一口食べただけでわかりました「これ、、、レトルトカレーにケバブが入ってるだけだ！」と（笑）
でも、食べ慣れた味という事もあり美味しく頂きました。
広場にある石枠にひとりぼっちで腰掛けて、浦和美園駅のイオンで買った缶のハイボールをのみ、カレーを食べてボケーっとスタジアムを眺めているアラフォー男の僕が周りからどう見えていたのだろうか気になるところですが、人生の先輩の男性数名も僕と同じように1人でコンビニ弁当を食べながら缶ビールを飲んでいたりしていたので、会話はしないけど仲間感があって少し安心しました。歳を重ねてもああやってスタジアムで過ごす休日を楽しめる大人になりたいと思いながら、スタジアムに入りました。
埼スタはやはり観やすいですね。ゴール裏ではなかったので落ち着いて観戦も出来たので、楽しい観戦時間になりました。
でも、帰りの混雑が億劫になってしまい後半40分位になった所で帰る事に。スタジアムを出た頃に大きな歓声が聞こえて試合が動いたことを感じつつ、この感じをFC東京で感じられたらなと思いながら帰宅しました。
こんな一週間でしたが、いよいよ来週からは「最後の出勤」「有給休暇期間＝期日までに転職先を決めなければならない」という時間がやってきます。
長期の休みを経験した事がないし、長期旅行に行ける財力も心の余裕もないし、これといって夢中になれる趣味も無いし、「どうなることやら」という3月が始まりますが、人生の分岐点になることは間違いない期間なので、上手くいくことを願って過ごしたいと思います。
今週はこの辺で。書き殴り日記にお付き合いありがとうございました。
