コシヌケダイバー

やりたい事も好きな事も特にないと思ってしまう。飽きっぽくて天邪鬼な日常の振り返りメモ的雑記です

飛行機乗るときしくじった

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飛行機乗るときしくじった。

 

外は雨。羽田空港。バケツの水をぶん投げたように雨が窓に当たっては飛び跳ねている。

 

出発順を知らせるモニターには

「25分の遅れ」の文字。

そりゃあ雨と突風なら仕方ない。

 

だけど、どこかピリピリしているロビー。タイムイズマネーなスーツの男達が、搭乗口を睨みながら無言の圧をかけている。もちろん、睨んだところで「出発早まりました(ハート)」なんて笑顔が返ってこない事くらいわかっているだろう。

 

中学生だろうか。修学旅行生達が搭乗口の前で座りながら「今か今か」と列を作って座っている。様子を見るとスマホは禁止のようで、誰もいじっていない。だけど、特に騒ぐ事なく列を乱さず待っている。スマホなんて無かった僕の時代とは比較出来ないだろうけど、彼らのマナーの良さには驚いた。

 

どちらかと言えば、スーツを着た引率の大人達の方がそわそわしているようだ。時間が遅れりゃ空港着いてからの行程が変わってくるもんね。

そんな様子を見渡すように引率陣の中のお偉いポジションであろうスーツの大人が1人。スマホ禁止なお利口さん達の列の1番後ろに立ち、見えない死角で携帯ゲームに没頭していらっしゃる。、、、見えてますよボス。

きっと学生からも見えてますよボス。

マナーって何だろう。

 

そんな様子を見ながら、ヘッドホンを外し「間も無くか」とロビーで待つ。きたぞ搭乗開始のアナウンス。

 

その直後に聞き慣れた名前が僕の耳に飛び込んできた。「◎◎さん、いらっしゃいますか」

 

・・・僕だ。

 

ヘッドホンをしていて気付かなかったけど、しばらくアナウンスをしていたらしい。

マナーって何だろう(反省)

 

搭乗していく修学旅行生達を横目に、慌てて荷物検査検査場へと戻された。

どうやら僕の預けた手荷物を確認したいとの事。慌てて荷物検査場に戻る。

預けたキャリーバッグが戻されていて「手荷物のゲートで再確認」となった。

 

でも、結果何事も無かった。

 

とっくに搭乗時間は過ぎている。

事無きを得た後は僕のキャリーのサイズが小さかったからか「そのまま機内持ち込みにしちゃいます」というCAさん同士の無線のやりとりを聞き、何事も無かったかのように搭乗口へ戻される。マナーって何だろう。

 

初めて飛行機の1番最後に乗り込み、

「25分遅れを35分遅れにしたのはコイツか!」と、バケツの水をぶん投げたような外の雨以上の視線を全身に浴びつつ、隣の席のビジネスマンの「チッ」という舌打ちをデザートに着席した。

 

こっそり横目で覗くと、おいおい、あなたはこっそり携帯ゲームをしていたお偉いさんじゃないですか。ボス、再会ですね。

 

「コイツ隠れて携帯ゲームしてるなって目で見たからバチが当たったのかな」と心で唱えつつ着席。ボス、ごめんなさい。

 

やむなくヘッドホンで音楽を聴いて落ち着こうと思いきや、「この機内Bluetoothご遠慮いただいてます」って、おいおいCAさん。。。

 

そんなこんなで色々ありましたが、無事に目的地へ。今は北海道は旭川に到着です。

 

つらつらとメモしましたが、

兎にも角にも、

飛行機遅らせてごめんなさい。。。

 

明日は晴れるといいな。