夢から逃げて。33歳からのリスタート。
なに一つ成し遂げていない。それが32年間の結果だ。
言い換えれば全て“中途半端”だったと、たった4文字で片付けられる。
人生の33回目のスタートを迎え、
僕はブログを始めることにした。
これからの道のりがまた4文字で片付けられないように。
遅すぎるリスタートを、僕は楽しみながら切ろうと思う。
夢を追いかけていた18歳の頃の僕が、今の僕をみたらガッカリするだろうな。
いや、もしかしたら、こうなることをわかっていたのかもしれない(苦笑)
でも、今度は、10年後の43歳の僕が、33歳の僕を思い返して、
「あの時のお前がいたから今の俺がいる」
と笑ってくれるような生き方をしていきたい。
遅すぎるリスタートを、僕は楽しみながら切ろうと思う。
リスタートの欠片をここに残しながら。
ひとつづつ、すこしづづ。
夢を見れたのに、諦めて、逃げてしまった
あちらこちらで夢を見れない人が増えていると聞く。
夢を持たない。と表した方がいいだろうか。
世界的にみて「豊かな国、日本」の子供たちは世界の中でも、
アジアの中でも「夢を持つ子供が少ない」と言われている。
時代のせいだ。国のせいだ。
他国を指さして政治を指さして「そうだよね、しかたないね」と皆で言い合えば、
誰にとっても都合がいい。
でも、僕はそうは思わない。そう思えない。
なぜなら、僕は幸運に夢を二つも持てた。
しかし、二つとも叶えられなかった。
正確には、二つとも「諦めた」のだ。
言い訳を作って、ポジティブに理屈をつけて「諦めた」のだ。
目を逸らしてきた今日までを乗り越えて
仕事柄、大学生など若い人達と話す機会が沢山ある。
その中で「夢が持てない」「やりたい事が特にない」という話を聞くと、
心の中が申し訳ないという気持ちでいっぱいになる。
それが心に引っかかって、自分に自信が持てなくて、
上手く言葉を届けてあげられなかった。
しかし、これからは「何かに立ち向かうことの大切さ」を伝えていこうと思う。
僕は夢を諦めたが、その道のりの中で得たものもあるからだ。
諦めて、逃げて、見て見ぬフリの32年間だったけれど、
これからは自分なりの、自分らしい思いや言葉を、
怖がらずに表現していこう。
このブログの始まりが、そのキッカケになるように、
ひとつずつ、すこしづつ。
きっと、この行動が素晴らしい未来に繫がると信じて。